賃貸で部屋を探す場合、フローリングと畳どちらを選ばれていますか。
近年では賃貸でフローリングが多く、畳は少なくなっていますが、家を建てる人で見ると和室を作る人は多い状況です。
和室の特徴と住むメリットとデメリット、おしゃれに使用する方法をご紹介します。
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弊社へのお問い合わせはこちら和室の特徴とメリットは？住み心地がいいのか
和室に住むとさまざまなメリットがあります。
1 つ目、和室にすると収納が広くなることです。
和室の部屋はクローゼットではなく、押し入れや天袋などがついています。
押し入れを工夫すれば洋服も収納できるので、洋室より収納が多くできます。
2つ目、家賃が洋室より安く設定されていることが多い印象です。
同じ広さ、立地など同じ条件であっても、洋室より家賃が安くなります。
3つ目、和室ならではの部屋が作れます。
畳・ふすま・引き戸など、洋室にはない和室の特徴です。
洋室ではソファやダイニングテーブルが必要になりますが、和室では必要ありません。
和室ならではの、和を取り入れたちゃぶ台・ローテーブルなどで部屋作りが楽しめるでしょう。
4つ目、和室は寒さと暑さにさほど左右されない特徴があります。
フローリングの部屋の場合は、冬には床が冷たいため、手足が冷えやすくなるでしょう。
それが畳の場合、畳は草が原料で空気を含めたスポンジ状態になるため、断熱効果があります。
5つ目、畳には調湿効果があります。
冬の乾燥時期では湿度を放出、夏の暑い時期には吸湿をするという特徴があります。
6つ目、畳やふすまは通気性が良いという特徴があります。
それにより夏や梅雨時に、洋室に比べるとジメジメが少なく快適に過ごせます。
7つ目、足音があまり響かないメリットがあります。
フローリングでは歩く音など響きやすくなりますが、畳ではクッション性も高く遮音効果があるからです。
小さな子どもがいる家庭では、子どもがフローリング上で寝るのは気になりませんか？畳ではそのまま眠りにつかせられます。
8つ目、畳にはリラックス効果が期待できるのはご存じでしょうか。
畳には独特の香りがあるのが特徴で、その香りにより、癒される人が多いのです。
い草には空気浄化作用、消臭効果があり、さらに森林浴のような香りがリラックス効果と睡眠効率を向上されます。
和室が向いている人
和室が好きな人にはもちろんですが、収納が多いため、荷物が多い人には大きなメリットと言えるでしょう。
家賃を少しでも安くしたい人にも向いています。
畳は下からの冷気を遮ってくれますので、冷え性の方には嬉しいメリットになり向いています。
通気性が良いので、冬や夏でも室内で過ごしやすく、冷暖房が苦手な人には好ましい印象です。
子どもがいる人には遮音性が高いので畳がおすすめです。
隣や下の階の住人のことを気にしなくても大丈夫になるでしょう。
ファミリー向けの新築やリフォーム物件に、畳部屋が作られていることが多いため、探しやすくなっています。
和室の覚えておきたいデメリットと注意点
和室のデメリットは、和室の部屋は掃除が少々手間がかかることです。
フローリングでは、汚れやほこりなどさっと掃除が可能ですが、畳の場合はほこりが入りやすくなっています。
食事などこぼすと、ふき取れずに染み込むデメリットがあります。
また、家具の跡が残りやすいデメリットがあります。
ですが和室の賃貸物件は、退去時に畳の表替えが契約書に書かれていることが多いため、跡が残ることは気にしなくても問題ありません。
和室の物件が減っているため、和室を探すと築年数が経過した物件になってしまいます。
古い物件が多いのは、デメリットになるでしょう。
デメリットへの対策
掃除がしにくいのは畳用のコロコロやこぼした場合すぐに拭き取れば問題ないでしょう。
ハンディタイプやコードレスの掃除機も最近では、パワーもあり掃除する上では便利なアイテムです。
掃除機が1台あるだけで、掃除はしやすくなります。
畳に対して家具への凹みなどが気になる場合は、100円ショップなどで家具用のシートを用意して引くことで、凹みは少なくなります。
もし凹みなどがでた場合は、スチームアイロンを上手く利用すると戻る場合があります。
衣類用のスチームアイロンを離れた位置から当ててみてください。
和室にこだわり築年数は新しい物件を希望の人は、洋風にも合うよう、ヘリのない正方形の琉球畳など畳を使用した物件がでてきています。
賃貸物件の和室への注意点
築年数で物件の判断をするのには注意しましょう。
築年数が経過していても、リフォーム済物件や、地震対策も行われ物件が多くなっていますので、築年数が経過しているからと候補から外さないようにしてください。
畳数には気をつけましょう。
同じ4.5畳や6畳でも、畳の種類が異なる場合があります。
縦191cm、縦170cmと差があるため、畳数ではなく平米数で確認してください。
また賃貸の築年数がある物件では、水回りなどの設備が快適に生活できるか、内覧時に確認してください。
和室をおしゃれに使用するにはどうすればいいのか？方法など
和室をおしゃれに使用するには、まずはどう和風にしていくかイメージしていきましょう。
おしゃれにするために、カーペットを敷くのもよい方法です。
ラグやカーペットを敷くと畳に傷がつきにくく、インテリアにもなります。
ただしカビの原因にもなるため、定期的に位置をずらし、干す必要があります。
自然素材を使った家具を置くと、和風へのおしゃれ度が増すアイテムです。
木や藤、和紙など自然素材のアイテムを置いてみてはいかがでしょうか。
和室に洋風な雰囲気を取り入れるのも面白くおしゃれにもなります。
ロータイプのガラステーブルなど置くだけで洋風になり、ホテルのような上品な雰囲気になるでしょう。
壁に対して工夫をする
壁紙を変えるだけでも、雰囲気は変わります。
シール壁紙は簡単に貼って剥がせるため、大掛かりにすることなく変更する方法です。
白で揃えた場合は部屋が広く見え、シック系で揃えると引き締まった雰囲気になるでしょう。
壁にするか、ふすまにするかはイメージを固めてください。
ただし跡が残ると退去時に、費用が高くなる可能性があるため、メーカーのホームページか説明書を確認することが必要です。
壁に小物を飾ってみるのもおしゃれです。
壁掛け棚を利用すると、小物などを飾ることができます。
あまり広くない部屋におすすめで、さらに畳に収納家具を置かないので部屋が広く見えます。
画鋲が禁止の場合は、ちょっとしたDIYのディアウォールを使用することがおすすめです。
木製の突っ張り棒をイメージして頂ければ、上手に利用することでおしゃれ感がアップします。
和室でもベッドが置ける
和室でもベッドは置くことができます。
ベッドはなるべく足無しかロータイプがおすすめです。
すのこベッドはロータイプになり通気性が良く、湿気がこもりにくいため、畳にカビが発生を防げます。
素材がヒノキだと、消臭、殺菌、防ダニなどの効果があるのでおすすめのベッドです。
上に開く収納付きベッドもおすすめです。
引き出しタイプだと畳に傷がつくので、注意が必要ですが、畳の表替えがあるためそこまで気にしなくても大丈夫です。
まとめ
メリットとデメリットを理解し、うまく活用することで快適に過ごすことが可能です。
殺風景な和室を、ちょっとしたことでおしゃれになります。
イメージをしっかり創り自分だけの和室部屋を作るのはどうでしょうか。
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