ベランダガーデニングを賃貸物件で楽しむ際、気を付けておかなければいけないポイントがいくつかあります。
とくに、集合住宅ではちょっとしたこともトラブルの原因になるため、周りへの配慮もかかせません。
今回は、そんな賃貸物件でベランダガーデニングをおこなう際、知っておきたい情報を説明いたします。
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ご近所への配慮
賃貸物件に住みながらベランダガーデニングをする際、気を付けなければいけないのが、隣人への配慮という点です。
建物の規約にはガーデニングの許可があったとしても、最低限のマナーは守るようにしましょう。
また、上の階に住んでる場合、誤ってガーデニングが落ちてしまわぬよう、しっかりとガードを取り付けておくことが大切です。
また、左右に植物のつたが伸びてしまった場合、クレームの元になるので注意しましょう。
あらかじめイメージトレーニングをする
どんな色合いにするかを、あらかじめイメージトレーニングをすることも大切です。
どの花を植えるのか、またどんな形で揃えるのかなど、一度イラストや写真を並べてみるのも良いでしょう。
カフェをイメージしたものから、ナチュラルな色合いのものなど、好きなデザインでまとめてみるのがおすすめです。
また、色合いだけではなく、植える植物の種類も組み合わせをこだわってみると楽しいでしょう。
DIYと掛け合わせてつくる
ただベランダでガーデニングを楽しむのではなく、自分なりのアレンジをきかせてみてはいかがでしょうか。
たとえば、すのこや木材などを使った、プチDIYなどがおすすめです。
面倒な工具は使わず、ゴム金づちを使うなどすれば、手間もかからず手軽におこなうことができるでしょう。
好きな色をペンキで塗れば、ベランダの雰囲気もがらっと変わります。
ただし、DIYをおこなう場合には、かならず大家さんに許可をとるようにしましょう。
また、退去時にすぐ取り外れるものを使うと、トラブルの原因にもなりません。
100円ショップグッズを組み合わせる
DIYは難しいけれど、ほかの人とは違ったベランダガーデニングを楽しみたい、そんなときには100円ショップで売っているアイテムを活用しましょう。
ガーデン用に販売されているもの以外にも、小物入れを並べてみるなど、アレンジは無限大です。
ペイントに失敗しても100円で済む、と考えれば、それほどプレッシャーにもならないでしょう。
ガーデンのデコレーションアイテムとして活用できるのも、100円ショップのアイテムが持つ良いところです。
避難経路を邪魔しない
あまり大きな植物を育ててしまうと、ベランダの避難経路をふさいでしまう可能性があります。
そもそも賃貸物件の共有部分にあたるため、場所を独占して通らせないようにするのは厳禁です。
万が一、建物内で火災がおきたとき、住民が避難できなくなってしまわぬよう、すぐに移動できるようなものを育てておくようにしましょう。
また、避難はしごの場所などもあらかじめ確認しておくと、ベランダガーデニングでクレームを受ける心配も少なく済みます。
賃貸物件で知っておきたいベランダガーデニングのポイント
ガーデニングスペースの確保
まずは植物を育てるための場所を確保することが大切です。
ただ植えるだけではなく、生活動線もしっかりと確保しながら考えるようにしましょう。
また、プランターの形や位置なども考えて設置するのがベストです。
見た目はもちろんのこと、管理がしやすい形を考えましょう。
育てやすい植物を選ぶことも大切
育てる植物によっては、手間や時間がかかってしまうことも少なくありません。
はじめてガーデニングを楽しむ場合には、初心者向けの植物を選ぶと良いでしょう。
たとえば、ハーブやマーガレットなど、手間をかけずに育つ植物などが挙げられます。
ローズマリーなどは、育てたあとに食用として使えるので、ガーデニングと合わせて二度楽しめるでしょう。
こまめに確認できる時間の確保を
なによりも植物との時間を取ることが、ガーデニングを長続きさせるコツです。
帰宅後や起床後など、少しでも時間の確保をこころがけるようにしましょう。
ベランダ部分で育てていると、ついつい忘れてしまいがちになります。
植物はペットと同じように、こまめに目をかけておくことが必要です。
風通しが良い場所かチェック
植物を育てるうえで大切なのは、風通しのよさという点です。
あまり密集した場所に植えても、綺麗に育ってはくれません。
常に呼吸をしている植物が苦しくならないよう、育ちやすい環境を整えるようにしましょう。
とくに、暑い夏場などは枯れやすくなるため、しっかりと風通しの良い場所に設置するのがおすすめです。
ベランダの排水状況を確認
植物を育てているとき、枯れ葉などがベランダに落ちたらこまめに清掃しましょう。
そのまま放置していると、ベランダの排水口にゴミが溜まってしまい、雨が降ったときに隣人とのトラブルにも繋がります。
そのため、ガーデニングは植物だけではなく、その周りの保全もしっかりとおこなうよう心がけましょう。
また、手入れの際に落ちてしまった土なども、こまめに清掃しておくのがベストです。
賃貸物件のベランダガーデニングで知っておきたいデメリット
植物に対してある程度の知識が必要
育てる植物によって、育てかたや水やりの方法などはさまざまです。
いろいろな植物をガーデニングで楽しみたいのであれば、ある程度の知識を持った状態でおこなうことが大切といえるでしょう。
分からないことがあれば、ホームセンターのスタッフに相談してみるのも一つの方法です。
誤って植物を枯らしてしまわぬよう、正しい知識を持って育てましょう。
害虫の発生
季節によって、植物にはさまざまな害虫が発生しやすいものです。
とくに、ベランダで野菜や果物を育てる場合には、日ごろの観察が必須といえます。
気が付いたらベランダの植物が全滅、といったことがないように、害虫対策もしっかりしましょう。
肥料とあわせて、害虫対策グッズを購入しておくと、ガーデニングにおけるデメリットも軽減できます。
建物の方角によって対策が異なる
ベランダガーデニングをおこなう際、建物の方角によって対策が異なります。
南向きや東向きなど、陽射しが入りやすい部屋であっても、場所によっては植物が育ちにくいケースもあるでしょう。
そのため、ベランダのなかにおいて、どのスペースにもっとも日が当たるのか確認しておくことが重要です。
また、気温が高くなる夏場は、東向きであれば午前中、西向きであれば午後から夕方にかけて水やりをかかさないようにしましょう。
また、北向きの建物でガーデニングをする場合には、日当たりに関係なく育つミツバやコケといったものを育ててみると良いといえます。
毎日手間がかかる
これはどの植物でもいえることですが、毎日手間暇かけて育てないと、植物は大きくなりません。
もちろん、放っておいても育つものもなかにはありますが、ほとんどの植物はこまめな水やりなどが欠かせないでしょう。
一人暮らしのかたがベランダガーデニングをする場合には、外出予定も植物に合わせて計画する必要があります。
大切な植物を枯らさないためにも、毎日の手入れを欠かせないようにしましょう。
ベランダ部分の耐荷重に合わせる必要があります。
というのも、ベランダ部分には、あらかじめ耐荷重が設定されています。
そのため、ガーデニングでつかえる植物の重さにも制限があるのを覚えておきましょう。
砂利やガーデンストーンなどを使うと、ベランダへの負担が大きくなるので注意が必要です。
土の上でガーデニングを楽しむ場合とは、重さの部分で気にするといった違いがある、というのがベランダガーデニングのデメリットといえるでしょう。
まとめ
賃貸物件でベランダガーデニングをおこなう場合、ご近所への配慮のほかにも、避難経路をふさがないといったポイントを覚えておきましょう。
また、日の入り方などによって、植物の種類やガーデニングを楽しむ場所を考えることが大切です。
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